お葬式で遺族が準備すること

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危篤・臨終のお知らせ

危篤または臨終を医師から告げられたら、まずはできるだけ早期に近親者や最期の別れをして欲しい人たちに連絡をしましょう。一刻が急がれますので、事実のみ手短に用件を伝えるようにしましょう。

知らせの範囲はどこまで?

両親、配偶者、兄弟姉妹、子供たちなど、本人と近しい間柄の人を優先しましょう。友人関係や仕事関係など人数が多いグループに連絡をする場合は、代表の方に連絡をとり、その方からグループの方々に連絡をとってもらうようお願いするのがよいでしょう。

連絡手段は?

電話やメールなど連絡手段はいろいろありますが、メールの場合は確実に見られているかどうか分かりません。特に危篤の場合は一刻をあらそうので必ず電話で連絡をとるようにしましょう。

相手と連絡がとれない場合は?

電話で連絡がつかない場合は留守電にいれるか、メールやFAXで連絡しても構いません。その場合は、電話で連絡をしたが不在であった旨を添えておくことを忘れずにしましょう。また、最近ではLINEも活用されていますので、相手と状況に応じてツールを使い分けましょう。

深夜や早朝に連絡したら失礼?

危篤の場合はどんな時間でも失礼にはあたりませんが、深夜に亡くなった場合は翌朝まで待って連絡するとよいでしょう。

会社関係の人にはいつ知らせる?

上司や部下など、直接一緒に働いていている人たちの代表者に、できるだけ早めに連絡をとりましょう。忌引期間がいつからいつまでになりそうか、大まかでも休む期間を伝えておくと仕事の振り分けなどが行いやすいかもしれません。

近所や友人関係者にはいつ連絡を?

基本的にはお通夜や告別式のスケジュールが決まってから連絡すれば問題ありません。いったん自宅に帰る場合は何かとご迷惑をお掛けしてしまうこともありますので、ご近所さんや町内会、マンションの管理人には早めに知らせておきましょう。

故人に献体や臓器提供の意思があった場合は?

ドナーカードや献体の登録先に連絡しましょう。臓器提供の場合は死後すぐに手術を行い、遺体が戻ってから通常の小さなお葬式を行いますが、献体は死後48時間以内に引き渡す必要があります。

亡くなったらすぐに搬送の手配をしましょう

病院などの施設で亡くなった場合、自宅や斎場への搬送のため、搬送車の手配が必要になります。葬儀社が事前に決まっていない場合は病院に紹介してもらいます。なお、病院に紹介してもらった葬儀社に搬送だけをしてもらい、葬儀を他の葬儀社にお願いしても何ら問題はありません。そのため、じっくりと葬儀社を選ぶことができます。

新聞に死亡広告を載せるには?

ほとんどの死亡広告は葬儀社などを通して依頼することが多いです。広く告知したい場合は新聞に死亡広告を出したい旨を葬儀社に伝えましょう。

連絡先リストと項目のメモを用意しておきましょう

誰にどのような連絡をしたかが分からなくなることがあります。そうならないように、伝える項目と連絡先は先にメモを作り、できればリスト化しておくとよいでしょう。家族の交友関係なども共有しておくと役立ちます。

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